数日前から
「あーーーーオケ生で聴きたいぃいいいい」
と思っていたら、大変素晴らしいプログラムだったので、気づけばサントリーの前。
思えば読響を自分で金払っていくのも珍しいw

読売日本交響楽団 第496回定期演奏会
会場:サントリーホール
指揮:下野竜也
ホルン:ラデク・バボラーク

下野プロデュース・ヒンデミット・プログラム?

ヒンデミット
 本日のニュース序曲
R.シュトラウス
 メタモルフォーゼン(変容、23の独奏弦楽器のための習作)

休憩

R.シュトラウス
 ホルン協奏曲第2番
ヒンデミット
 ウェーバーの主題による交響的変容

好きな人ならもう卒倒しそうなプログラムですね。
しかもリヒャルトのホルン協奏曲第2番の独奏者がバボラーク先生ですから…

本日のニュースは初めて聴く曲だが、なんかヒトラーがこのオペラを聴いて激怒したらしいよ。
聴いてみた感想としては、ヒンデミットらしい独特な音の響きと複雑なリズムがあり、
大変良い曲でした。CD出てんのかな。

で、メタモルフォーゼンですよ。えぇ。
これが大変素晴らしい演奏で、悶えてました。
本来23人で演奏されるこの曲ですが、
私の持っているカラヤンのDVDは明らかに23人ではなく、
通常聴いているCDもカラヤンBPOのものでした。
そのため実際の響きが聴けるのが非常に楽しみでしたが、
予想をはるかに上回る演奏でした。
まぁどのパートも違う音を弾いていて、
視覚的にも、響き的にも大変楽しめました。
それと、若手の団員が多く参加していたのですが、とても巧くてびっくりしました…

休憩中は、「やっぱサントリーに来たからね!」ということでプレミアムを一杯。

ほろ酔い気分でのバボラーク先生登場。
もうね。完璧ってこの人のためにあるようなもんだわな。
あまりに凄すぎてずっと笑ってたよ俺。
しかも昔演奏したことあるから余計に凄さがわかった。
世界は広いね。

最後のウェバメタは大変熱い演奏で、
出番の少なかった金管の方々が、大変いい音をだしておりました。
打楽器の方々も同様。

それにしても良い音出てたなー読響…下野さんの指揮だと音が生き生きしているね。
てか久しぶり行ったから余計良く感じたのかも。

終焉後は先生と客席で聴いていたチェンバロ奏者(岡田さんとか言ったかな?)の方と一杯。
先生ビール飲んでた…もう大丈夫なのかね…
バロックスペシャリストがそろいもそろって、
ディーリアスの話ばかりしていたのが印象出来でしたw

早々に切り上げ、ほかに聴きに来ていたオーケストラ関係の面々と合流し飲む。 バボラークやばいやばいとずっと言ってたw

あー良い演奏会に行くと、もう本当に楽しい気分になってしまうね。
だからライヴはやめられない。